【相手と繋がる身体操作】

query_builder 2023/12/04
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【相手と繋がる身体操作】

身体の反応として
押されるとそれに対して
抵抗が起きます。

それは本能であり
脳の作用です。

押された際に
自分がコントロール出来る
範囲を超えると
バランスが崩れ身体として
不利になるため

脳は押した力に
反作用を起こす形で
コントロール内に収めるための
脳の機能です。

相手と繋がるというのは
その反射的抵抗を
起こさせない身体の操作でも
あります。


◼︎ ぐっと押す

相手に対してグッと力を
入れて押すと
その筋肉の収縮変化を
相手は感じることができ

それに対して自分の身体を
コントロール下に置くために

その力に負けないように
抵抗します。

相手と繋がるには
そのグッと押すということ
を辞める必要があります。

動画のように相手の手のひらに
拳を乗せて相手を崩そうと
考えると

どうしても手や腕の力で
ぐっと下に押してしまいます。

それを辞めるということです。


◼︎ 押さないために預ける

ではグッと押さないコツは
拳や腕の力を抜くことです。

完全に相手に預けるように
脱力します。

その脱力がまず難しい。

どうしても最初は
預けているつもりでも
無意識で力が入り相手の
手のひひらに対して
“浮いている”状態に
なります。

これだと相手と繋がりません。

「浮き足立つ」という言葉
がありすが、

手が浮いている
“浮き手”になります。

その操作とその相手に預けた
手のひらの圧を維持する操作
が必要となります。


◼︎ 動作に変える

その身体操作が可能になれば
それを動作に変換します。

これは物理でもあります。

預けている状態は
位置エネルギー。

つまり下に落ちようとする
力(エネルギー)がすでに
うまれています。

そこから落下エネルギーに変換する
わけですが

手や腕の力で落とそうとすると
相手にグッという筋発揮が
感じられ抵抗されます。

リンゴが木から落ちる時に
リンゴ自体は力を込めて落ちないですよね?

それと同じように
身体を落とすことで
落下していく。

その際に相手の手のひらへの
圧を変えない感覚に
気を遣って
落下していくと

相手は反射的な抵抗が
うまれにくくなります。

これが相手と繋がるという
表現になります。

今回のワークショップでは
相手と繋がる感覚を身につけて頂きます。

身体を扱う治療家やトレーナー、
スポーツパフォーマンスに活かすため、
身体を楽に使う方法を指導する方

非常に大事な観点です。

ワークを通して大きな気づきを
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