小学生の空手家から学ぶ

query_builder 2025/05/07
「健康寿命」は 身体の芯から


昨日は子どもたちの空手の大会でした。

結果としては、うちの子はあまりふるわず。


でも、観ていていろんな気づきがありました。

同じ小学校低学年の部でも、優勝や上位に入る子たちは、技がうまいというだけでなく、

姿勢や声、立ち居振る舞いに一本の「芯」が通っているように感じました。


礼の仕方、構え、気合、そして形のひとつひとつに、自分の意思とエネルギーがきちんと込められている。


そんな印象です。


一方、うちの子を含め、それほど成績がふるわなかった子たちには、まだその「芯」が見えにくい。

技を覚えることや順番を間違えないことには一生懸命だけれど、どこか身体に「自分」が

入りきっていないような、そんな感覚がありました。


この違いはなんだろう? まだみんな同じくらいの年齢。

生きてきた年数や経験値で大きな差があるわけではありません。


となると、この違いは「生まれつきのセンス」や「才能」なのでしょうか?

私はそうは思いません。


むしろ大事なのは、日々の生活の中で「身体をどう使っているか」、

もっといえば「自分の身体と心をどれだけ一致させているか」にあるように感じます。


ご飯を食べるときの姿勢、話を聞くときの集中の仕方、遊ぶときの全力さ。

そうした日々の姿勢や動作の中に、自然と“芯”をつくるヒントがある。


武道では「姿勢」「呼吸」「声」がとても大切にされます。

それは単に礼儀や型を美しく見せるためではなく、「自分の内側」と「外の世界」をつなげるための基本だからです。


その視点で見れば、今回の大会は「勝ち負け」以上の学びがありました。

うちの子が負けたこともまた、大きなギフトです。


姿勢が崩れやすいとき、声が弱いとき、呼吸が浅いとき——

そこに「今の自分の在り方」が映し出されている。


そんな視点でこれから一緒に取り組んでいけたらと思います。

技の前に、姿勢(見た目の形ではなく)

 やっぱり、すべてはそこからですね。




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